心温まる素敵なお話

令和になり、最初の国賓である、トランプ大統領ご夫妻が来日され、昨日、宮中晩餐会が開催されたとメディアで報じられています。
晩餐会と聞くと思い出すお話があります。



※画像は、過日伺った甲府記念日ホテルでいただいた中華料理で、あくまでもイメージです。

以前、勤務していた一般社団法人で、接遇の講師のかばん持ちをしていた時がありました。
女性の受付や秘書を対象にしたその接遇セミナーで、講師が必ずお話になったエピソードです。

ある国での国賓を招いての晩餐会の席上、お客様として招かれた来賓が、デザートで運ばれてきたフィガーボールのお水を飲まれたとそうです。
ピカピカに磨かれた銀製の食器にお水が入っており、美味しそうにみえたのでしょうね。
それをご覧になった主催者も、何と、その来賓に続けて、フィンバーボールのお水を飲まれたということです。

もちろん、主催者はフィンガ―ボールの用途は百も承知です。

素晴らしい主催者のお心遣いに感銘を受けます。
これは、来賓者に恥をかかせないための主催者の心意気だということです。
折角、お見えになったのに、気まずい思いをさせ、葉の雰囲気を壊しかねないとお考えになったのでしょうね。
終始和やかなうちに、晩餐会がお開きになったそうです。

私の師であるこの講師は、人としての財産をひとつでも多く身につけるようにとお話をしてくださいました。
晩餐会の風景を拝見するたびに、このフィンガーボールのお話を思い出します。
このような心遣いができたら、素敵ですね。