タニタのお話

明日、20歳前の求人応募者が清掃業務で入社します。
新しく従業員が入社すると、理念や事業ドメインなどの説明の際にかならず例えて話す会社があり
その会社は、株式会社タニタ(以下タニタ)です。

私「タニタという会社は知っていますか?」
新人従業員「知っています。」
私「何をしている会社ですか?」
新人従業員「レシピ本や食堂でしょうか?!」
私「最近はそれで有名になりましたよね。
  もともとは何の会社ですか? 自宅にもあるかもしれませんね。」
新人従業員「何でしょうか?」
私「体重計など家庭用計測器を作っている会社ですね。」
新人従業員「あー、そういえばそうです。」

ここで、接点が持てるようになります
最近はドラッグストアで、タニタのお米とインスタント味噌汁などの加工品も見られるようになります。
と思いきや、タニタ食堂のおせんべいを発見、手が伸び、買い物かごへ投入。
この商品は、ばかうけなどのお菓子でおなじみの栗山米菓とのコラボレーション企画されたものです。
美味しいですし、栄養面でも考慮してあるお菓子です。



タニタは、もともとヘルスメーターなどの計測器のメーカーです。
ここ2、3年は、レシピ本や丸の内タニタ食堂など、計測器との一見かけ離れた業務展開を図りました。
実は、創業期からの本業とはかけ離れておらず、ある共通したワードがきっかけで、新規事業に乗り出したと聞きました。
タニタはある時期から、「秤屋」という生業から、片足だけある領域に踏み入れたと思います。
「健康をはかる」(現在は、「健康をつくる」)というキーワードで事業展開を始めたわけです。
当初は、社員の健康を考慮するために、社員食堂のメニューの一新や野菜から食べるなどの健康的な食べ方などを広めて行きました。
それが、メディアの目に留まり、世に広まり、社員食堂だけではもったいないと丸の内にレストランを出店、そしてレシピ本を出版するまでになりました。
そして、加工品販売。
タニタには、「秤屋」という他に事業ドメインを持つことで、新規事業展開を可能にすることはもちろんですが、顧客や消費者の方をきちんと真正面を向いた事業で支持されているのだと思います。

当ホテルも事業ドメインがあります。
「ホテル業」という生業が、なかなか頭から離れませんでした、考え考え抜きました。
時折、口にするスタッフもいますが、愛言葉になるまでの浸透はしていません。

明日からの新しく入社する従業員は、タニタを知っているでしょうか。
初めて聞くようであれば、いつもと異なる切り口で説明をし、会社のコンセプトへの理解を進めようと思います。
理解するかしないかは、話し手の私にかかっています。